7月20日
ソワチャコーラは泥状の濁流が勢いよく流れ、右岸に路がある。パルチュムハムガー連山の6455mピーク障壁が正面に見えてくるところ迄来ると、谷の様子は一変 して草原のようにグリーングラスが広がり気持ちのいい所です。降出した雨もあがった昼下がりにテントをこのグラスに張った。右岸の岩壁から先程までの雨が濁流となってあちこちから滝状に吹き出す流れ、

この草地の中に写真のヤチャクンブー(冬草夏虫)を採種する事が出来た。シエルパやジュムラポーター は見つけるのが早い。つくしんぼのように草の中にあるけれど、この付近のは時期が遅く、もっと黒いものが多かった。’97年のコジコーラのTBC付近、昨年のタンケコーラBC付近の草地にも多い。

ヤチャクンブーはこの春、アメリカ、カナダで自然のバイヤグラともてはやされ、ネパールでもある植物博士がこの効用を発表した。中国では四川料理に冬虫夏草をそのまま他の野菜と煮たスタミナ料理があるし、ミルクと一緒に粉にしたものを呑むのがいいとされているが・・・・・?その効き目は知らない。 西ネパールでは門外不出で持ち出しはチト困難とかで、 ポリスが荷をチエックするらしいけど・・・・・? そのチエツクを受けた事ないので良く解らない。 殆どがチベツトへ密輸入されていて、1匹15Rsぐらいがドルポからムグ、フムラ周辺の相場。小さいのもや黒いものは値段が安い。虫に寄生して出来る茸の1種 とからしいけど・・・・・・。詳しくは知りませんですハイ!
 
 
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