7月16日
泊まった草原、ギャロカルカの真下にチャバガオン(タエ)が見えた。
このカルカには2軒、3軒つながったカルカと1軒屋のカルカがあって、女子供が5〜60人が住む。
女の人が口笛を吹くとサルダンへの路、ニエン・バンジャン近くにいたカシがどんどん下ってきた。
ビジョールへ一旦降りて、再びどんどん登り、大トラ バースするとヤンブル・バンジャン4720mに立つ。
正面 24度にパチュンハム峰とダフエソイラ峰、北から 351度から346度にかけてパルチュムハムガー連山が見えて、NW方向下に茶色の地膚斜面に小さなグリーン色の畑、ポエ村が手に取るように見えた。
ここから路は 一気にパンザンコーラまで切れ落ちて下り一方となる。
 
サルダン村から丁度逆にみえるダフエソイラ(6103m) 29 40 20N 83 00 32E は、ここからが一番形良く三角形の雪山になって見える。
このピークから東の六千米級の山には、これだけ南面に残雪と氷河が発達していない。
この山が国境で背後の岩山と頂上の残雪のピークがパチュンハム峰(6529m)でチベット国境の山である。
□岩峰は6009m、5983、6025, 6159と左へ西に続いている。
 
パチュンハム峰とダフエソイラ峰DVC望遠静止画像
 
6159mm の西のパルチュムハムガー連山で、この西側パルチュムハムガー最高峰6528mと’93年ドイツ・ オーストリア合同隊が登った6455mはガスの中。
 
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