7月15日
ビジョールのゴンパ拝殿
 
馬の紙絵馬が張ってあった。
 
 
シエーゴンパから7月14日出発、チャバガオン(タラガオン)の放牧地に泊まり、翌15日一旦ビジョール村へ下り、ゴンパに立寄る。
村から1000m以上急登すると峠に立つ。
ここから目の前にツオカルポカン峰6556m北壁が見えた。
岩壁からタルコーラまで一直線に谷が落ち込んでいた。
ヤンブル峠までの大トラバーズ路の何時間も姿を変えずに見えていた。
この峠に立ち反対側はダフエソイラとパチュンハム峰6529mが見えて、ツオカルポ カン峰は姿を隠した。
 
ところで、根深さん「遥かなるチベツト」の本の写真説明で,
チベットから亡命して来た僧侶の一行、背後の氷雪嶺はカンジロバ・ヒマール主峰とありますが違います。
ツオカルポカン6556mでおます。
’71年、阿部はん、吉永はん、水谷はんらの大阪人が初登頂しはった山でんがな。
彼等が名付けた山でっせ。カンジエロバ主峰はこんな所から見えまへん。
この3人はおとなしい方々で、何も言いはりませんけど
 
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