9月23日
秋分の日でお休みの日本、昨日の台風7号の被害はいかがでしたか?NHK国際放送でも終日台風7号の被害状況を知らせていました。
こちらBCもここ数日天候は好くなく毎日決まった様に雨が降っていて思うように充電出来ずにいます。
吉永隊長は昨早朝にカトマンズに戻りまして、23日深夜のRAで帰国しました。
インマルMの電話のおかげ?とコスモも素早い手配で、西ネパールからKTMに戻り、翌日は大阪の自宅。
ネパール登山も便利な時代になりました。
今朝、BCからタケとAngPhurbaらシエルパ4人が谷口、木本のいるKanti Himalの西南の6200m?
ピークへ転進した氷河内のABC(5400mGPS測定)に上がりましたが、上部は昨夜の降雪とガスのために停滞しております。
出来れば明日から上部ルート工作をして明後日にはアタックをかけたいと思っています。
プラノムグにいる水谷夫妻、藤本夫妻、住吉Dr.、佐藤、井上達も元気でして明日から水谷、藤本、佐藤でタンキャ・コーラからタンケ・コーラへの横断ルートの偵察を。
女性陣はチベット国境のナムジャ・ラへトレックして元気なところを発揮、一時調子の悪かった住吉Dr.もデポのウイスキーを呑めるようになったらしい。という情報が…。
NHKスペシャルの撮影隊も月末にはプラノムグに到着との事で、我々登山隊4人も28日にBC撤収して全員がプラノムグに集結出来るのは10月2日頃かと思います。
残念ながら今回はKanti Himalの登頂はかなわず。
南面と東面、西面の偵察に終わりましたが、昨年の北面の偵察と全方面から知る事が出来ましたので、これで登頂可能なルートを決める事が出来ました。
秘作を練りまして実行に移そうと思い早速行動開始します。来春再度同じメンバーでトライする事も決めました。
セカンドステージが待っているので、いつまでもKanti Himalに拘っておられず、これからの登山活動に精力を費やしたいと思います。
BCにて。Typhoon Ohnishi 23th、Sept.


Kanti Himalの東国境稜線の最鞍部へABC背後に岩稜が南に延びている。
そのコルに上がり国境稜線東側を覗いた。
東に6500mピークがあり、その左奥にこのピラミダルな鋭峰が聳えていた。
多分南側の国境の山の写真ではどれか判明しないかも・・・・?
吉永さん、これ6700mあるかしら?右の6500mより高いですが・・・?。

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