8月8日−ヤナン・バンジャン(エナン・バンジャン)から北側を見るとチベツト側の景色は・・・・・・・。
ヤナンバンジャンから西を見ると、254度から325度にかけてゴータンヒマールの5500m〜5700m級の山が見える。これは国境稜線である。峠のチベツト側のケルンから右はここまで雅南拉(ヤナンラ)の北の5809mのピークから西へ5595mの岩稜がチャラバンジャンとの29 31 50N 83 16 30E辺りまで延びていて、この写真の山々が西に見えるだけで、峠からは北のチベットの山並みが見えない。

慧海師は第十七回西蔵国境に入るで西蔵国境無限の感想
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高山雪路の長旅苦しい中にも遥に北を眺めて見ると西蔵高原の山々が波を打ツた如く見えて居るです其間には蜿蜒たる河が幾筋か流れて居 りまして其由ツて遠く來る所を知らず又其景色を見た時には何となく愉快なる感に打たれて先づ
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で北西に峠から、しばらく降りてもこの北に脈々たる西蔵高原の山並みは見えない。10ケの峠で唯一北西に降りているこのヤナンバンジャンが・・・・・・。

ここで慧海師の磁石は本当に北西を指していたか? どんな精巧な磁石であったろうか? スウエン・ヘデインが言ったように慧海師の目測距離、 歩行距離、方角など彼の感による記述はあてにならない。 間違いも多い。は・・・・・・?

さて!さて!この峠を越えた説も怪しくなってきたでんがな。

ほな!次の峠へ行きまひょ!!! 次のメンラはどうでしょうかね?
 
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ヤナン・バンジャン(エナン・バンジャン)からチベツト側を見ると、ゴータンヒマールが目の前に広がるだけであった。
標高も低いしチベツトの山々には間違いないけど・・・・・・。
 
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