7月3日 |
ニサル村にて 6/24,GPS 29 23 686N 83 20 389E に幕営、 25日 マリン(マユン)バンジャンまでのトラバースは雪があれば雪崩る。 慧海師はここを 越えられなかった?。現地人も雪があれば越えない。 マユンポカリ(チュンパイリ湖)は二つ。 西の峠を越える所で122度にアルニコチュリー6034mが。ムスタン の鋭峰は見事な姿であった。 6/26は29 28 589N 83 24 207E 6/27 ヤナンポカリ(エナン)へトラバースする。 3つの湖下から瓢箪型、丸型、長方型でヤナンバンジャンへと。 29 35 691N 83 21 730E 幕営。 上流の長方形湖へ移動 する魚(鱒に似た)を無尽蔵手掴み。キャン(野生騾馬) が30匹。 28日ヤナンバンジャン29 30 851N 83 17 711E 5480m 目の前のチャラバンジャンは50mは高いけど馬は使用できない。 (シーメンからチャルポラコーラをつめる) ダウラ方面は雲の中。小雪舞う峠往復11時間行程。 6/29 メンラバンジャンへ。 大きくU字状を途中チベッタン の放牧、ここでもキャンが横を逃げる。広く開けた峠と 丸、長方形、丸池あり。 Eに谷は流れ、ここまで全て東に 谷が大きく流れている。峠手前でキャンプした。 E方面77度 に7000m級の鋭峰。チベットの独立峰であるけど名前 判明出来ず。 30日、メンラバンジャンからムシコーラを下り メストウト上流 29 33 821N 83 14 966E の草地に幕営。 7/1 ムーガオン通過する。老女はアメリカ人が昔、向いの尾根を越えてシーメンに行った。アンタらアメリカ人? スネルグローブが越えたのだ。不気味な谷中の部落。 パンジャンコーラ出合に出るも、ここから谷はシーメンへ大渓谷のゴルジュで路はない。 クンコーラ出合で幕営。タケとシエルパ はラルバンジャン5239m往復。 国境を挟んで 二つの長方形、丸池あり。 翌7/2,30分でニサル村着。 サポート隊KENAKOとスミヨシはサルダンステイ。 ポーターのトランスポートはうまく行かず。3日からシエーゴンパへ輸送に専念。 我々もポーター6名食料なし。購入 不能で午後からサルダンへ逆ボッカ隊編成。 マユンバンジャンは1名のテンキュー買出し商人、馬1匹。 メンラバンジャンナムドー買出し親子商人、馬1匹。 中国製ラーメン1ケ20Rsポーター用に購入。 ラルバンジャンではサルダン買出し商人4人。 ここニサルではメンラバンジャン越え2人と4人組。 クンバンジャン越え 組の親子連れ商人と会った。 雪は各峠とも全くなく、ゴラ(馬)も全て越えられる。マリン バンジャンが一番峠付近がきつい。 各峠には池、湖は 全てにあったが、今のところ北へ向かうのは ラルバンジャンのみ。 明日からクンバンジャン5411m (孔拉)とルンチュンカモバンジャン5393mに向います。 ダフエソイラ6103mとパチュンハム6529mの慧海師の目標とした峰は、まだ見えていません。 KENAKOとスミヨシはステイしてからシエーゴンパに向い 7/16〜17に会う予定です。 全員元気ですがポーター、輸送に頭を痛めるアンプルバ とケンです。 サポートのおかげで、こちらは順調に進んで います。ありがとうね! |
マリンバンジャン5420mから観た(マユン・ラ馬勇拉)5488m マリンバンジャンの位置数値は GPS 29 26 984-27 055N 83 20 297-21 005E 5466‐5540m 高度計5294m。 地図29 27 00N 83 21 05E 5420m のマリン・B から5度方向750mトラバースして写真のマユン・ラ(国境)である。 GPS 29 27 272-316N 83 21 138-186E 5455-5572m 高度計5360m 地図では 29 27 20N 83 21 10E 5488mである。 |
アルニコチュリー6034mが朝陽に浴びて一段と美しく見えた。 ムスタン国境の山は魅力的な山が続く。 |
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ヤナンバンジャン(エナン)5487mとゴータンヒマールの岩峰。左にチャラバンジャンへ続く。正面の缶切岩はメンラバンジャンの横だった。 | メンラバンンジャン5335m(門格拉)は広いU字状の峠だった。 | |||||||
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