1月1日
午前4時、発電機を廻し、朝めし!朝めし!とお雑煮をこしらえて5時過ぎ 峠に向けて出発。
薄暗い峠から右ピークのブツシュ帯に入り、展望の良い所を探す。 大木が尾根上に生えていて、なかなか山が見える所がない。
木々の間から見えるが眺望 がもう一つである。小1時間ブッシュをかき分けて、やっと西の方が見える所に…・。
純子さんも、ガイドのウド君も必死で私に続く。アンプルバは子供と留守番。で奴は このブッシュ漕ぎを知っていたのか?
夢中で西南方面を撮り、一旦峠へ戻る。 今度は左の踏み跡を辿る。
100米も上がれば目の前にサイパルと西の台地の山である 6526mが望見。前衛峰の岩峰と岩壁が素晴らしいパノラマを見せてくれた。
あの台地の山はヒマラヤ名峰辞典で吉永はボバイエ、ジェテイボフラニとしているが (本人も?マークを付けていたが…・・。)
これで多分間違いかも知れない。 枯葉や竹笹や小枝でそこいらじゅう怪我をしているけど…・・。
満足!満足! 「パパ!もうテントへ帰ろうよ!」と純子さんの声。 テントに戻り、元日は正しく寝正月を…・・。
アンプルバに夕食を任せて、'99年第1日目の私達の豪華な夕食は混ぜご飯と札幌ラーメンのメンイデッシュに、
黒豆とはりはり漬に肉缶を奮発!。アンプルバはベーコン野菜炒めとダラン村の野菜で、おひたしをこさえた。満足!満足であった。


    ロシアのテント場から峠に上ってサイパル峰南西壁とアップ。
    スルマサロワール峰6562m?らしき峰が西側の前衛峰奥に見えた。
    サイパルから西への峰4組写真。
    台地状の山がサイパル西にある6526mと思われる。



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