10月22日
シミコットへ出たDr.や水谷達7名は1泊後、スルケットへのフライトで22日ナイトチャーターバスでKTMに帰れるだろう。
と見送ったアンプルバが夜遅く、最終村のドザム上部の畑のキャンプ地に戻り報告した。
ドザム村下流の村では陸稲や、アタの脱穀に村人が忙しくしていた。チベッタンのひつじ輸送の人にも会った。
この春の食糧難のニュースから夏が過ぎ、秋の穫り入れの季節になり村人は我々には関心などない。
キャンプ地から23日、ここドザムのポーターを5〜6名雇用、カシ(ひつじ)を2頭購入して右岸の路を行く。
地底に吸い込まれているようなゴルジュの丸太橋を左岸に渡り、急登すると開けた畑に出て、ここでキャンプ。
正面に右岸の急峻な岩峰群が我々を迎えてくれた。アルプスいるような感じで気持ちのいい所だ。
ひさしぶり肉を食って幸福なのだ!インド製のバグパイパーウイスキーを呑んでひときわ幸せな谷口と木本であった。

22日キャンプ地から右岸奥に見えた6000m弱の岩峰この右に岩峰群が続いていた。


ここフムラにはちょんまげの人がいる。と吉永が言っていた。
いました!タンケコーラ最奥村ネプカのポーターのおっさん。
14歳から伸ばし始め、約35年間一度も切らず。村民6名が今もこの姿だそうだ。
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