10月7日
Namjalaのすぐ西のコルは氷河が発達していて、偵察に出かけましたが無理、西へ西へとチベット高原を歩き、約10Km5000mの高原歩きは辛いものがありました。
冷たい風がネパール側から吹きつけます。ようやくKanglaの出合に到着。ここは先月までムグコーラの村々、タンケコーラ下流の村々の人達がチベッタンと商売をする地。
とムグのドンキー頭は言いました。ジープの轍が残っています。それにアンモナイトなんかもあり、みんなで探しました。
高原をDr.ひとり馬で横断して感激と楽やった。どこまでも広い、広いチベット高原を無許可で歩くのはスリルより、しんどい!だけ。
目の前にゴラクヒマールとチャンラへのチベット側の山並みが続いています。2日〜3日後にみんなと合流予定。
明日、カングラを越えます。氷河がありますがまあ!何とかなるでしょう。

チベット側カングラのキャンプ地より。
10月10日
9日、カング・ラを越えた大西達6名は2日前にタンキャコーラから5100mのコルを越えて、ここチャンガールコーラ出合いに着いた水谷、藤本、谷口、柳原、佐藤、NHK取材班小川さん4名と全員合流しました。タンキャコーラ組も順調にコルを越える事が出来ました。
カングラ組もネパール側の急峻な岩稜でドンキー1頭骨折死亡のパプニングがあったものの、73歳の住吉Dr.はじめ3人の女性も頗る元気で、一気に1000mカングラコーラからタンケコーラを下降してみんなに歓迎?されました。

今日は休養日で、みんな洗濯、シャワーなど好き勝手に休養しています。
写真を撮る!と言ったのに画面のメンバー以外食テントでシエルパの食ってるダルバートを横取りに行って帰ってきません。

明日からネプカへタンケコーラを下り、セカンドステージのチャンラ峰へ目指します。
全員5000mラインの順応は完璧に出来たようで、70歳、60歳代の諸先輩の元気さに圧倒されています。

ここタンケコーラの谷と左右のゴラクヒマール、ムグヒマール岩峰はヨーロッパアルプスを想わせる峰々に囲まれ、
原生林の中でのキャンプもネパールヒマラヤの中にいる。と感じさせません。

吉永さん、きっと喜んでもらえる写真、ビデオカメラを沢山撮れました。ご期待下さい。
タンケコーラへの山旅も皆んな、すごく感激しています。いい山一杯あります。



チャンガールコーラ出合のキャンプにて谷口、水谷、柳原、藤本、(前)住吉
前の日へ カレンダーへ 次の日へ