ウルキンマン峰(6150m)・アマダブラム峰大阪山の会登山隊‘94年春

大西隊長、木本哲、藤本、西平、入沢、甲斐、水谷、中村晃、北村、井上、中村
支援トレック、吉永、森実、金沢啓、水谷夫人、井上夫人
(ネパール側隊員)アンプルバ・シェルパ、ミンマ・ヌル、ダワ・ヌル、サルキ(コック)
以上のメンバーで日ネ合同登山隊で登山許可を取得した。
'64年大阪市大が南面から初登頂、
'71年米・・隊の北西稜、スイス隊の西稜、
74年秋の米隊の3隊の無許可登山。

先発4人、中発、後発と3隊に別れて入山した。
4/12にシェルパによってBCをランシサカルカの奥、ランシサ氷河上4600mに設けた。17日に先発隊はBCに到着。
22日からルート工作を進め、24日には5600mにルートを開く。
26日にはミックス壁手前の5750m迄ルートが開かれ、フイックスを張った。
29日先発の4名、シェルパ3名でアタックのためCT(5400m)を設ける。
翌早朝からの降雪でCTにて待機する。
一昨日BCに到着した中発2名はこの日CTに入る。
5/1 4:00AmCTを出て頂上に向かう。ガリー、凹角、ミックス壁に3ピッチ、その上のヒマラヤ襞を2ピッチ、そこから40mの懸垂下降、大雪壁のトラバースに移りBCから望見出来る。
ウルトラマン岩壁の背後のクロワールを直上7ピッチ。通算38ピッチ、あとは軟雪のリッジから頂上雪田で出て、懸垂氷河から頂稜で上がり2ピッチで頂上。ウルキンマン登頂記録:大阪山の会編、山岳年鑑'95(岩と雪)


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