9月27日

登山隊
本日、9月27日、ナクチュウシャンから自動車2台で、先ほどラルーに到着しました。隊員構成は、和田、千田、アンプルバ、カンチャ、中国側LO、それに私大西の計6名です。明日28日から、とりあえず先述のネパール国境のカング・ラ(ネパール側ムグ村からナムジャ・ラを越えて西に進み、2日くらい西方。そのカング・ラから北側に流れる谷のなかのカルカを、第1のベースキャンプとして入ります。そこから西のアサジャ山群(ゴモディンディン、アブシなど、ヘディンが1907年に入ったクビ・ツァンポ河の源流地帯)を踏査します(約10日間)。そのあとは、ベースに引き返して、チェマユンドゥング河の源流を踏査(約10日間)したあと、北上してカイラスに向うつもりです。ヤクのほかは動物は期待できませんので、使えるかぎりは、ほとんど自動車を使う予定です。Narue周辺の調査が抜けましたが、カイラ
スからの帰り道に調査して帰ります。天候はやっと落ち着き、このラルーから、カキュ・カンリ、パチュンハムからギャンゾンカンまでのネパール国境山脈が見えています。ただ思ったより寒い。今年だけのことかどうかはわかりませんが・・・・・

話を戻して、ギャンゾンカンのBCを23日に撤収、24日夕、ナクチュウシャンに入り、和田隊と合流、25日に本隊はカトマンズに向け出発しました。我々6名は、26日にナクチュウシャンを出発して、今日ラルーに到着したわけです。本隊は27日ザンムー到着の予定で、28、29日はネパール国内はバンダで休日のため、30日にカトマンズに帰着の予定。

 
 

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