登山隊
(9・01)C1、5880mより発信。
今日、大西、木本、アンプルバ、ツルジムの4名で、北東稜6150mまで、
ルート工作をやりながら荷物を上げました。天気は今日は高曇りでした。
明日(9月3日)、C1Bで若手と全員一緒になりますので、明後日(9月3日)、
全員でパチュンハム峰(6529m)の初登頂をねらってアタックします。
もし、成功すれば、当日は全員ABCまで下るつもりです。
登頂ルートは、6150m(現在この地点は雪なし)から少し下って6070m
地点を経て、あとは頂上までの北面を直登するルートをとります。
現在の地点からの眺望を説明しますと、南東への方向に、ティンキュウの奥のカンテが見え、その延長線上にアンナプルナ1峰が見えます。真東の方向に
ツァンポー河北岸のロインボ・カンリが遠くみえます。北東方面には、ネーユの放牧地が広がり、その向こうにキャトウ・トンガの
村、ナクチュウシャン附近の塩湖がみえ、北方向にツァンポー河北岸の自動車道路上のパヤンが見えました。真西からNWWにかけては、近くに6556mのピークの向こうに、遠くルンレーの山が見えます。ネパール国境の山々は、クログロとしていますが、全部見えています。広いチャンタン高原は、水が少なく、真っ茶色の高原が広がっています。今日も行動中には水が得られず、難渋しました。
和田隊とは直接電話連絡が可能になり、彼らは南方からのクン・バンジャンに登り、ニサル、ティンキュウと、パンザンジャン源流に向う予定です。次回は、9月3日の登頂予定日の夕方に電話します。朗報を期待していて下さい。
以上。 |