千田達はフリークライミング。大西、木本、青井、橋尾の4名はアンプルバ、カンチャ、ツルジムとボーテコシをターメテン上流へ進み、コーラに入り右岸を大きく高巻いてミンボカルカへ降りて左岸から、ツォの北、広河原になったターメの人達のカルカ。この上4700ｍの台地に1時間弱で大西は上がり、ＪＡＣの春に行われたテンギラギタゥベースキャンプまで順応で上がる。木本は東の5000ｍラインの小ピークへ上がった。キャンプをこのカルカ横の快適な砂地に張る。夕方から激しい雨となる。

（テンギツォ）順応でテンギラギタゥの北東壁を観て、4800m付近まで上がることにした。このツィは1984年に北東壁の懸垂氷河が長雨で崩壊して湖面へ、水位が上昇して下流のドゥドコシ沿いの村々を一気に襲い水害をもたらした。

（テンギBCを下る）湖北の広河原にはターメの人達のカルカがあった。