6月13日

Typhoon、TAKEと赤山の3人でKuki Banjyangへ近づくためにChhumgsa Khola本流 の左岸を行く。流れは早くて右岸へ渡れない。目の前に17830f (5297m)が見えた ので 少し上がり過ぎたかもしれない。二股が見えて右に行くとChhumgsa Dahaで大きな湖 が ある。左に行くと19776f(6025m)の西側の氷河に出る。 ここから左岸の急な谷へ入り、一気に高度を上げた。谷のつめに出て大きなカール状 ガラ場の大石の上で休憩をとった。。
(GPS)4517m N30 07 756 E81 44 448から18 0度 の展望が望めた。

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Chhungsa Kholaから支谷を上がり、4517m地点から西に目をやると279に17057f(5199m)の順応キャンプ対岸岩壁の右のピーク と
290にChhyungar Kholaの奥、 Chhyungar Daha から小さな氷河、右岸に18461f (5626m)の立派な東壁のもつ岩峰、
306にTakche KholaのJang村、 南側の最高峰 19806f (6037m)の Chyoro Ri
(この名前は{Stan Armington & Sushil Upadhyay: Humla to Mt.Kailas,Copyright 1993 Bangkok}のトレッキングガイドブツクから参照)
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同じ4517m地点から北から東に目をやるとこの景色が・・・・目の前に広がる。 20は19410f(5916m)で 30が19766f(6025m)、35が20038f(6107m)となり6.7Km東 にある 6163、約10km東の6162mと東西に6000m級の4座の山がつながりDojam Khola側となる。
この山々の北側に大きく逆L字状に2本の無名氷河があって、この東側の氷河を東に横断 して Dojam Khola上流のNing Kholaへと下ることが出来る。 Charles Allen:"A Mountain in Tibet "1982 Londonの概念図とサテライト地図で 1864年の夏、 ThomasW.Weber隊のEdmund Smythらがこの裏側の無名谷を横断してChangla  Banjyang を越えて、Chemayung Dung (Jema Yang Jung)のチベット側へS・Hedinより早く到達したとある。
残念ながら「宮持優訳:チベットの山,未来社」には、この概念図と地図が ない。
標高などはインド製 1:50000 1967 62 F/12 換算は1m=3.2808fとした。
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