6月11日

やっと雨が止んだものの、右岸の雨による崩壊個所や沢が崩れたところが あって落石に注意しつつ、シエルパやポーター達によって修理された路を 進むとShinjungmaの2軒のカルカのある二股3958m。橋を渡り、左岸 の放牧地から路に出て、右岸に迫るヨセミテ風の大岩壁と見事な滝を見とれて進むと4064m(GPS)高度計3920mのTungsaの広河原の砂地の快適な テント場。
ここで3日間の高度順応をする事に決めた。

テント場の西側(対岸)には500mの岩壁が下のShinjungmaまで続いている。
テント場から上部、4200mのChhungar Khilaの出合いChhungarのカルカ から
16410fのピーク手前の谷に入るとSelimaTsoが4500m付近、
そしてNyala Banhjyang 4979mと続く。
峠は胸迄のラッセルでアンプルパらシエルパ 全員でルート工作を2日間。
カトマンズポーターとケルミ村のゾッキョで荷上をする間に隊員は4200m〜4600mの高度順応をする。
超中高年隊員 全員一応の順応を消化していたって元気 。
このテント場から流れの傍に来ると南にSaipal 7031mの北面が朝焼けに映えていた。
Saipalの右(西側)にFirnkopt(6736m)の双耳峰が魅力的な姿で聳えていた。
順応のステージで上がったKUKI TSOへの4500m付近(GPS4519m 30 07 48N 81 44 44E)から
30 方向に見えるドザムコーラとの間の6000m少し高い山だけど西側に懸垂氷河が懸っていた。
北東に目をやると306方向にChyoro Ri(6037m)が見えた。Limi Khola(Takche Khola)の南の山である。

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