拡大写真
2000年夏、東京の石井清君達が登ったブリクティ・サイル頂上からの
パノラマ写真を今回出発前に彼から送ってもらった。
人のヒマラヤ登山にどうこう言いたくないけど、違う山へ登ってのブリクティ・サイル峰登頂は良くない。
本人はこの秋、ガウギリ峰6170mへ行く前の8月31日来阪して「お前違う山に登ってるでえ」と指摘して
「この山へ行ったんや」と登頂ピークを地図で示した。
このパノラマ同定も見せてやったけど、地図もやったねんけど…・。
あいつは笑って「そうか!ブリクティより高い山やったか」と答えた。
‘82年HAJ隊(菊地薫)はインド測量局の地図によりダモダールヒマラヤをタンゲから5018mの
メ・ラwp越えてサマルコーラ(新地図:Yamkan Khola) に入谷して
周辺のKhumjungar、6655m、6476m,6460mなどを登った。
‘90年代の初めにブリクティ・サイルは‘91年10月22日に3人のシェルパ(Lhakpa,Ang Zangbu,Ang Kitar)
によって初登頂され合同隊の英国人は登れなかった。
同年の11月3日にフランス隊Bertrand Dologezら8人によって第2登された。
‘92年再びDologezは別のパーティ9名とシェルパ2名が11月1〜2日に登頂した。
これ以降の記録は今のところないように思われる。
写真のSalibung峰とRatnachuliの間の三角錐の山はHimlung Himal 7126mだろう。
弘前大隊の新オープンピーク Nemjung7139m,Kyuji Kang 7038m,Kang Guru 6981mなどが
ダブって背後の一段と高いピークはマナスルと思われるが、さて同定遊びに参加される方の反論を期待してます。
 

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