7月7日
8時にみんな一緒に出発。大谷パーティとは、下のツァルカコーラの出合でお別れである。直ぐ黒色したSano Kiraphuk Kholaの渡渉があるが、朝早いので流れも緩やかに感じる。1時間で合流点のGyanjaという地名の所で、新地図ではKhaukim Sumnaと記されていて、対岸に一軒家がある。これはプレムの奥さんの実家で、ツァルカ上流にはカルカかしかないはずが、彼女の実家だけがあるのだ!とプレムは久しぶり奥方実家訪問を楽しみにしていた。
 渡渉前に大谷パーティの迎えのチャーターヘリの手配をインマルMの電話でカトマンズへ彼はした。
カトマンズの連絡先もプレムの話がうまく伝わらず…・、何度もコンタクトしていた。
 ツァルカへ7月15日から3日間の間に迎えのヘリを彼は伝えた。大谷パーティと11時前に別れて、いよいよ僕とアンプルバ夫妻、キッチンボーイの18歳のスニール、ゴラドラーバーのジョムソンのビルケ25歳、カッチャル・ドライバーのスレーズ21歳。今回は非常に若いメンバー構成である。
 ここ数年は、超ご高齢メンバー達であったのに、僕は一番の年長者となった。だから誰もがバラサーブと呼んでも「ウン!」と返事にも余裕が出てくる。左岸の路を進むとすぐ右岸からゴルジュ状の谷が
入り、この上流には大きな湖があり、素晴らしい景観の谷であるしヤチャクンブーも沢山あるのだよ。とプレムはそっと教えてくれていた谷だ。尚も1時間進むとV字状の谷が大きくU字状に広がる。
 左岸からKhyaklun Kholaの流れが真黒な濁流となっていて渡れない。本流のツァルカコーラには大きなチョルテン立っていて渡渉地点を示していた。GPS 4859m N29 05 158 E83 32 988 午後2時だが今日の泊り場にした。全員洗髪したり、パサンディキ(アンプルバ夫人)がキッチンガールとなり僕の
下着やシャツ、パンツを洗濯した。天気はいいし暑いので気分最高である。
 
 プレムが合流点をGyanjaと呼んだが、新地図ではKhaukim Sumna と記されてる。
この少し上流の崖上に続いてる路からChharka Tulsi Khola下流を見る見覚えのある
ツァルカ村の南西の岩峰が見えて、ここからツァルカまで2時間ぐらいで着くだろう。
 
Gyanjaとプレムが呼ぶChharkaTulsi Kholaの出合は広河原となっていて対岸に1軒屋が見える。
ここでティンキユーへ行く、大谷パーティと別れる。彼等はプレム奥さんの実家へ渡って行った。
 
プレム奥方実家は左岸にある1軒屋
 
帰路はツァルカで、ヘリをチャーターする事に成功したプレム(左)
アンプルバとパサン・ディキと記念撮影をする。
 
Danga Sumna。左から来る谷はTan Kholaで上流にDhaknak Bhanjyang(Sana La)5465mがあるが、
出合から4920mにある 湖へはゴルジュをへつる。この湖は美しい。とプレムは強調してい た。
私達は右の本流へと進んだ。
 
KhyaklunSumnaのテント場。右から同名のKholaが濁流となって
進路を妨げた。本流は、ここからNakhkhen Kholaと名前を変える。
本流の渡渉地点には大きなケルンが立ててある。
 
隊荷は6頭のカッチャル(ドンキー)で運んだ。 ヤクのウンチの焚火をして暖をとる。
 

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