4月29日
「みどりの日」の休日、ネパールとコダリの国境はSARS問題で緊張が走り、今日、現在ビザ取得済みの人のみ29日までコダリ又はラサから入国可能ですが、推薦状取得のみの人はビザの発給を停止と連絡ありました。今日、カトマンズの中国大使館が緊急の会議行っているようです。不可なら5月28日まで中国には入国出来ませんが出国は可能です。そんな情報がカトマンズから流れて着ました。GWの旅行も、このSARS問題で揺れ動いていますが、登山隊からは全員ベースキャンプで昨日、今日と休養中で元気を取り戻しているようです。Thulagi Peakの登山は中止とのメールが入ってきました。

ナマステ
ツラギ断念、本当に申し訳ありません。
今回の経緯を考え、なかなか判断できませんでしたが、アイスフォール帯の想像以上の悪さと、労力に負けてしまいました。谷口のアクシデント以降、シェルパも前に出ない中で松島の驚異的な頑張りで、岩壁基部6100mに達し、下部岩壁帯を5P(250m)伸ばしましたが、フイックスロープの残りもあと150mのみとなり上部を抜けるのは不可?となりました。アイスフォールも日毎にクレバスが広がり始め、4mの梯子では渡れない場所も出てきました。また下部FIXの回収は使用不可なので、断念致しました。

4・26 最高到達点6300mに達し、上部アイスリッジも、技術的には登れる自信があったのですが本当に残念です。

4.27 アイスピトン、フィックスを回収して下降を開始しましたが、大きく開いたアイスフォール帯のクレバスに、ビックリしながらの撤退となりました。これ以上頑張っても、フイックスロープ不足は目に見えているので、適切な判断だったと思っています。

今日、明日と2日間BCで休養し、プンギ峰に向かいます。こちらも難しそうですが、何とか頑張ってみます。谷口も復帰出来そうな回復力を見せて元気になっています。ここ3日間天気が悪く、毎日降雪がありますが、何とか1週間位で登るつもりです。
 
4.25 ツラギ峰 6300mまでの下部壁を登り、左端のアイスリッジ下まで到達しましたが・・・・・。
 
CI(5600m)よりのプンギ峰。
ルートはRC(5000m)より、アイスフォールを廻りこみ、左端の稜にルートを見出すつもりです。
 
2003.4.28 BCにて hnakamura
 

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