7月15日

ニサル・スティ
寒かった上部の数日に比べ、ここニサルは温かい。高度も3000mラインなので快適な朝となった。ドルジェさんと嫁がキッチンで朝からダベッていた。昨日やって来たチベッタンからドルジェさんは「ズッタを200Rs、ジャケットとパンツを各100Rsで買ったんだ」と得意げに話した。後で、新しいバスケット風の中国製運動靴を履いて来た。靴下は親指が出てるんだけど・・・と言うものだから、3足プレゼントする。おばさんも現れたので「糸穴引っ掛け式の縫い針」一式をプレゼントしたら満身の笑みを浮かべて喜んでくれた。娘が「ジャングル・ククラコ」を5ケお返しにくれた。何の卵?「雉」「この辺りにいる雷鳥」かも知れない。(チョクル・チョクラ)(チベット語ではシャンバ)と言っていたけど良く解らない。こいつは案の定、殻を割ると中に雛がいたけれど・・・・・食べれないよぉー。飲料水用の下の流れでは、ツルジム、カンチャ、クリシナが何十枚も溜まったバラサーブの下着、靴下、上着などなどを洗ってくれている。ところで昨日、チベッタンの商人3人がここに現れたらしく「中国がサーズ国境封鎖以来始めて」トルボにやってきたらしく、ひさしぶりの日用品や食糧などが運ばれて来て、彼らはサルダンへ商売に行ったらしい。国境はオープンされたと言っても、それでもドルジェさんやラサへ連行された若者は「国境オープン」を全く信じていない。「ラサ連行はイヤだモンネ!」とシェルパ達に話す。近くのおばさんは「中国製単I」をキッチンのクマールへ売っていた。『缶ビールと白酒(パイチュー)』もあるよとも言った。「ボク、禁酒中なのね」と残念な答えを返した。ここニサルには大根葉、ほうれん草の類、などのグリーンの野菜が豊富にあって購入出来るのがうれしい。
 
ドルジェさんはこの写真を撮って「そうや!昨日買った200ルピーの靴を履いてこよう」と家に戻り・・・・。
 
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ニサルの対岸の尾根上の路はカッチャルもゴラも通れるけれど、クン・コーラ出合対岸の崖に作られた路は動物はコマ迄の路を通行不能である。新地図ではパンザンコーラの右岸にシーメンへのトレイルがあるが、これはない。左岸も同様で、これはインド測量局地図を参考に記された。パンザンコーラの流れを冬の凍結季に限り通行可能とのことであった。

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