7月2日

昨夕方の5時、定時通信でヨシナガ達Bチームは元気にサムリンゴンパーにいる。「KU(ク)はひどい所だった」「ヤンチュエル・ゴンパやクン・バンジャンは良かったよ!」とか「今までサムリン・ゴンパの巡礼とゴンパ内を・・・良かった」7月4日〜6日までジェーゴンパで小さいながらもお祭りがあるので、それに合わせて7月4日にシェー・ゴンパに到着する予定と報告した。ボク達もシェー・シカールの登山は、とても手に負えないし、フイックスも日程も、何より雨で意気消沈気味なので、7月4日にはシェー・ゴンパに到着したい旨を報告した。今朝から6人のポーターをチュラン・ラ(5527m)へ向けて出発させた。このキャンプから1200mの登高差があるのと、キャンプから左岸の草地(4400m)をGhyampo Kapuwa Kholaまで、大きくトラバースして対岸へ渡り、チュラン・ラと思われるコルを目指すことにして、明朝ボク達も後を追うことにした。今日の昼には天候回復を期待して、ツォ・カルポ湖と上部のツォ・ナクポ湖(Chhonakpo Tal)へ皆んなで出かけようと思う。昨日ヤクの買い商人?、今朝ヤチャクンブー採取の男二人がテントを訪れた。マォバティ一団がシェーゴンパを目指してるとも言った。

午前中は雨で動けず、テント内で図幅を見る。裏山のカンヤザから南に伸びる5955mへのSWへの岩稜の5200m辺りへ行けばツォ・カルポカンのSE側のめずらしい写真が撮れるだろうと判断、ツルジムとハクパの3人で昼食後、やや天気回復の兆しが見えて出かけることにした。ミズタニら3名は川沿いにツォ・カルポ湖を見に行くという。TAKEは裏山に上がるが調子が今一つと言っていた。ツォ・カルポ湖の手前の沢筋に入ると上部は広く広がり、リンモの人達のカルカ兼ヤチャクンブーBCであった。西の尾根に上がり湖を眼下にするとミズタニ達が湖畔にいた。やがて彼等もボク達の所へ上がって来るのを見届けてから、ツルジムにはカシ購入と値段交渉、ボクとハクパで5200mまで上がってみた。途中、ヤチャクンブー・ハンターの子供達と大人8人ぐらいと遭遇。何でも時期が遅くなったらしく収穫はゼロに近いらしい。ミズタニ達の湖畔では、ゴラ・ドライバーのスニルとビルケは僅かの時間に収穫があったらしい。5200mに上がってみると丁度、ガスが切れて「見事にツォー・カルポカン」が正面に見えた。
 
シェー・シカールBCから北側の5200mからのツォ・カルポカン峰。
この位置からの写真はめずらしいものですなあ。約1000m下に湖ある。
この写真を撮る為に風邪をひきました。
 
ツォ・カルポカンを撮影して下ると眼下にツォ・カルポ湖がシェー・シカールの登路あるU字状に見えるコルへの岩壁が見えた。このコルの裏側はプンプン・コーラ側で北里大隊がこのコルへ立っている。伝説のプンプン・コーラからここを越えてトルボへ・・という昔の路は、多分伝説だけに終わるだろう。とてもヤクなど越えられない。

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