6月27日
キャンプサイドにヤブ蚊が多数いて、そこいら中噛まれて痒いことおびただしかった。頭の中まで噛まれた。Pm10時頃までカッチャル・ドライバーのプルナ君はキャンプファイヤーを焚いて「マオイスト対策なのです」と言ったけど「目立ち過ぎじゃあないの?」
マンドゥア村、入り口の沢筋の畑から廃屋横を通り、Mandowa Kholaの川床に降りると新地図にない橋があった。ツルジムと右の路を取り偵察をするも、どうやらヤクの放牧路で、崖から下流を見るとトラバース気味の路を見つけた。一旦、川床へ戻り、本降りになった雨の中の急登を続ける。タルチョーはためく峠へ約400mの登りで到着した。眼下にマンドゥワの村、ポクスムド・コーラの下流が雨の中に霞んでいる。この峠から針葉樹や樺の木が現れて、ポクスムド湖は近かかった。やがて大滝が見事に見えて、この方向から見るのも素晴らしい景観である。チョコンと木々の間から湖が見えるとリンモ村は近い。キャンプ地を訊ねて、湖畔の気持ちのいいキャンプ指定地に11時前に着いた。チリ人が1人近くにキャンプしている。ナショナルパークワォーディンの二人と談笑して、色々最近の出来事を聞く。マオバティ数百人は幸いにも昨日、ドネィに下ったと言う。ラッキーなのかどうなのか解らないけど、どこかに潜んでいるかも知れない。薄日の注ぐキャンプ地で乾き物をして、各自自由行動。ネパール人スタッフは村へ買い物や情勢聞き取り調査。値は、はるが中国米、砂糖、タバコ、ロキシー、日用品雑貨は手に入る。明日は休養日とするので、これらの調査やポン経寺院見学などは出来る。マオバティもいないし、久しぶりにゆったりした気分になれそう。ポクスムド湖の色の変化に明日は期待するとしよう。ところで国立公園事務所はマオバティの襲撃を食らい燃やされたが最近再建されたそうだ。マオバティのおかげでトレッカーはグーッと減少して今年はまだ50人そこそこらしい。5月に田近ら2名、2週間前にシーメンマンチェの案内で来た日本人2名が目立っていた。「田近かあー、お前アーミー・ヘリコプターにピックアップされたの有名やどぉー」「今度、ここへ来たらマォバティに完全にやられるでえー」「アーミーヘリが飛来して、みんな大騒動で逃げ廻ったらしいでえー」「人騒わがせなヤツちゃなあ」
 
マンドゥワから左岸の急登を上がると有名なポクスムドの滝が見えた。普通は右岸の路を進むのだが、こだわって左岸を選んだ。このポイントからポクスムド湖は直ぐだった。
 
リンモ村の学校の先生にキャンプ地を訊ねたら、村の入り口のチョルテンから真直ぐ進むと湖畔の気持ちのいいキャンプ指定地があった。シェー・ポクスムド・ナショナルパークのパークワォーディンは2名いて、親切な、気持ちのいい人達だったので夕食に招待した。

前の日へ  カレンダーへ  次の日へ