6月25日
しばらくハイキャンプにいましたので、日誌は書けませんでしたし、送受信もThurayaのDETA LINK RATAが9600 BAUDがいつの間にか変動していてPCに繋がりませんでした。20日から24日は後日の報告しますが、今日の10時45分にノブルカン峰の北壁のド真中のルートを設けて登攀成功しました。頂上稜線に抜けたところからTAKEとChhurzimの二人が6007m峰に向かいましたが頂上30mの所でTAKEが雪崩に遭いましたが無事でした。同ルートを懸垂下降で下り、ハイキャンプ5200mを撤収して5時前にベースキャンプへ全員降りて参りました。いずれルートは写真を添付しますが、15ピッチのフイックスで氷と雪のミックスでした。明日BCを撤収してマンドァ、リンモ、ポクスムド湖からポクスムドコーラへ、ここからツォ・カルポ湖にBCを設けてシェー・シカールに向かいますが、フイックス回収出来ず残りが450mしかありません。

ヨシナガさん達Bチームはニサルからクン・バンジャンに立ってヤンツェリン・ゴンパに寄り、今日25日現在パンザン・コーラのルリ村に逗留中で、明日休養後、サムリンゴンパへ向かいビジョール村へ6月30日頃到着。僕達Aチームは、ポクスムド湖周辺の屯しているマオバティは何百人と言われています。特にリンモ村には200人ぐらいがいるらしいけど、そのド真中へ突入!!!
数日は報告することは困難でしょう。

ノブルカン峰西側ベースキャンプにて
 
二つ目のクレバスは雪崩で埋まって、うまく通過出来た。
 
先行パーティは頂稜に出る。写真の位置からルートは左気味に直登している。真中のクロアールから頻繁にTAKEがステップを切る氷が落ちてくる。右のピークは西稜の頭で、直ぐ上は2つ目のクレバス帯。
 
ガスの中、若干壁はきつくなりまして・・・・・。
 
北壁の下部はPanklanga Kholaの6月18日バガ・ラ手前のキャンプ地まで一気に見えて、まあチョットした高度感がありました。
 
「イノウエ !ピッケルの・・・・」「エ?何にを・・・?」「アホ!死ぬのは勝手やけど・・・・ピックを・・・・」「それって何?・・・」「下を見んなよ」「フェイ!解りました」「こんなところ登ってダイジョーブ?バラサーブ」「とにかく、ノボルカン・・・・・?」
 
頂稜直下の雪庇を切る手前の斜面で雪崩が出た。
 
↑画像をクリックして頂くと、拡大版でご覧頂けます。
頂稜に出る凹の右は雪壁が圧倒的なハングでとても登れる技量はない。右端は西稜の6000mの岩峰。
 
「バラサーブが、ご到着になるまで雪庇の下でお待ち申し上げておりました」「雪庇は完全に取り払いました」とも付け加えたので「よんろしい」と答えつつ「ゼイゼイ・・・!」「ムグムグ・・・」と言いつつ進むのであった。
 
頂稜に出て広い雪田を進む、一番高いところは雪庇の上で立てない。背後の黒い岩峰は東の6080mの等高線のある無名峰。
 
「6007mまで行って来い」とバラサーブはTAKEとツルジムに強制発言したので、二人は仕方なく出かけました。右の三角形の岩は西稜の頭。「ホナ!僕達は降りましょう」と中高年組は懸垂下降に移った。
 
途中でリタイヤした赤山さんも「良く登れたなあ」と喜んだ。「疲れたわ!」とミズタニ。タケもハイキャンプに戻って来て「ああシンド」と大阪弁で言った。「ハイキャンプを撤収してベースへ降りる」とバラサーブは叫びました。

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