6月20日
テント場のすぐ左にバガ・ラへ北里大の記録による3段の氷結した滝は今は5段に流れ落ちている。その右手にはロックフイルドダムのような姿でChhoitai Kholaを遮る急登があり、この上に美しいChhoitai Talが迎えてくれたのはいいが、ここにも先行していたヤチャクンブー・マンチェの一群がいた。こちらがびっくりするより、多分彼等の方が驚いたに違いない。「何で外国人がこんなところまでヤチャクンブー摂りに来るねん」と言っているに違いない。このTalから右手の谷はゴルジュになっていて、左岸の150mぐらい上部をトラバースすれば上流の二つのChhalugal Talに行ける。当初、この湖をBCにするつもりだったが、カッチャルが岩場のトラバースは困難なので、左の沢に入る。この沢の右岸に渡り、高度計4650m GPSにベースキャンプを設けた。

正午を廻った時間で、昼食後ネパールスタッフ全員はヤチャクンブー採取に出かける。僕は5日間の日誌を一気に書き上げた。夕方には雨が降る。今日は始めて薄日は差したもののモンスーンの影響を受けているのか急に天候が不安定になったようだ。

Pm5:00 Bパーティとインマル電話交信成功した。彼等は全員元気にサルダンに本日到着。シェーゴンパのお祭りはないようで、ここサルダンをベースにニサルへ(シュンツェルゴンパ、ヤンツェルゴンパ巡礼後)出て、クン・バンジャンへB隊全員で出かける。僕達 Aパーティは明日上部を偵察して、明後日ハイキャンプ。23日にノブルカン峰へアタックすることを伝える。全員元気なことが確認出来たけど、ヨシナガは「マオバティに会った」と伝えても意味が解らず「・・・・?」彼等はマオバティに会っていないことが解った。五時を廻り雨が一段と強く振り出した。
 
バガ・ラに上がると北の方からガスが出て、風情を感じる。

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