12月30日 アガールからリスニ・ガッド(ロサニ・ガッド)の谷へ降りて、橋を渡り登りが続く。 以前は途中からこの谷を渡った尾根を2時間登るとローコンド村へ出たが、 今は尾根の鼻を巻きセテ川の断崖のへつり路がうまく作られて、パナイ・ガッド川がセテ川に合流する尾根の鼻の峠に出る。 ここからカンダ村、サラウニ・コーラの右岸の5404mの岩峰、 左岸の5071mの岩峰が、右側の樹林帯からパナイ・ガッドの奥の5192m、5587m などが見えた。 峠の岩を登ると西にスムマサロワール峰の東の岩峰群とセテ川が北西に屈曲して、その奥にダウラガリ6632mだろう顕著な峰が見えた。 ドウリー村の住人もそう言ったので多分そうだろう。この山の右の谷を行けばサイパル・カルカだよ!とも。 大岩の横の石段を上がるとパナイ・ガッド川が真下に見え、セテ川が北東に曲がる合流点上の峠に出た。 セテ川上流のダウラガリ峰らしいのが正面に見え、スムラサワロール峰の前衛峰からダウラガリへの北面が見渡せた。 パナイガッド川はネパール製 Suspension Bridge Divisionの1:125000ではパナイ。インド製地図ではGanaiとなっている。 ここから30分で川床におり丸太橋を渡り、パナイガッド右岸の登り路でダランの村入り口の段々畑でテントを張る。 |
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