11月2日
ドザムコーラ(チャワ・コーラ)ではTibetからや、Tibetへ行き交う人に会わなかった。
シエルパやタンケコーラのポーター、ムグコーラのマングリ、モーのポーター達は同じテント場で靴やお皿を彼らから盗まれた。?と言った。
彼らも時々集団でチベットまで出向き、ひつじやヤク、ゾッキョを盗んでくる。と言ってる。?とも言った。外国人トレッカーの数人パーティが彼らに襲われた。
ともよくネパール人が他の人種を誹謗する手段では?。たった3日間だけだが、そんな人達には見えなかったがNHK撮影隊のリエゾンもBC手前にTBCを設けて見張りの役をしていた。
この春にはこのフムラ地方に食糧危機があって沢山の人が亡くなってるニュースがカトマンズポストに載った。
確かに厳しい自然条件の中での生活。畑などこの村には少ない村でもある。確かな事でない。ただ食糧はひつじを購入出来た。だけだった。
村人や子供達には、同じネパール人が言うような感じを受け取れなかったし、子供達は私と木本にチベッタン帽子を被っていたせいか「カンパ??」と問い。
胡桃の実を落ちているのを村人や子供は教えてくれた。そんな事情でドザム村を避けるように・・・。今日はドザム村の上でキャンプ、明日はドザム村下の畑でキャンプ予定。
NHK国際放送ではネパールではマオイストがはびこっていて、西ネパールのジャジャコットなど4個所のトレッキングや旅行に注意を促していた。
このままシミコットに出てスルケットかネパールガンジへ。久しぶり文明の町へ。
とにかく、このフムラでは政令でチャンやロキシーがない。作れない。あるのは中国ロキシーとインドウイスキー。でも密かにロキシーを手に入れた事1度。
明後日シミコットではビールが手に入るのだ。それだけが唯一の楽しみのシミコット行き。
マオイスト!私達はそんな人にも、そんな注意もここの誰も教えてくれないし、会っていないので解らないけど・・・注意するにこした事はない。



ABCから南東を見ると魅力的な形のいい山が見えた。
これはチャンラ山塊の最高峰で、6721mで右は6521mである。
’83年西北ネパール女子学術登山隊(遠藤京子隊長)が目指した山である。
私達のTBC のラチャンマ・コーラの奥に聳える。
許可峰は6563mでチャンラ(峠)の横にあって90度左にある。
左稜線から6300m迄登った。とあるがルートは右稜線へ延びる氷河の方が簡単に登れると思う。
まだ未登峰である。
シミコットから4日で BCへ来れるので・・・・。
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