4th.OCT
 休養日のローマンタンのキャンプ場。何せテントでゴロゴロしているだけで、
1日ひとりUS70ドルはかかっている。
が、そんなことはどうでもいい光景が・・・・・・。
ギヤーギャ・・・・と言う声。「カランコロン!」とシエルパとポーター達が騒いだ。
ものすごい数の雁行するアネハツルが頭上を飛ぶ。
これまでにマナスルでは「ちよっとだけ・・・・」「見えた?」、Mugu Kholaのプラノムグの
キャンプでも住吉Dr.と感涙したが、その時は頭上遥か彼方に見ただけであった。
この日から数日何千、何万という鶴の飛来を見る事が出来た。それも毎日・・・・・・。
昼から強風が吹くので、大体Am10:00頃に飛来する。
峠などで上昇気流が強い所では、このように集合状態となつて、鳴き声が一段と大きく騒ぐ・・・。
 
上昇し過ぎて、「さあー下ろうぜい」とリーダーらしきやつがリードすると
このように一斉に全員が行動を共にする。
 
全員下ったところで「やれやれ!さあ隊列を整えなさい」とリーダーは言ったかどうか…・?
皆さんはお揃いになられまして、「さあ、行きまつせ」となる。
「く」の字形の隊列がいくつも出来まして「いざ、しゅっーぱーつ」となり幾十という隊列が
並びます。また、次の峠で同じ光景が出来て・・・・大変な「お仕事です」
仕事嫌いなタイフーンはつい興奮して「ゴークーローさあーん」と大声で叫びました。

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