10月1日
天気はローマンタン(3809m)の西には黒い雲がかかっている。 東の国境からGaugiri 6110mの雪の丸あーるい山付近は
天気が良くてDamodar Kunda の手前の5800mから5900mと (2984−13)と南のBhrikutiSail 6364mの西、
Damodar Himalの6378m、6273m、5365m、Khumlun(Khumjung)Himal6225m、から東のBhrikuti Sail へと稜線はつながる。
でも、これらの山塊はここからでは見えない。地元の人達が「ブリクテイ・ ヒマール」と呼んでいる、
これらの山々は10Kmも西にある北からItiya Khola、 Yamkan Khola、Chanje Kholaなどの上流、Sherapko Himalであって北から
6270m、6288m、6417m、6452mなどが続き、6204m、6235m、6336mの東奥くに6425mが・・・。
まだ南に6200mから6400mが続く。
Shangri‐La MapのMustang 1:150000に記されている Saribung 6347m、 6620m、この山塊の最高峰Khamjung 6699m、
東へ6504m、Chhib Himal6581m、Jomsong Himal6581m、Amotsang Himal6391mと書かれているけど、標高は正しくないだろう。
この山塊はこれまで解明されていなかった。輻そうしていてここからでは判別は困難かもしれないけど、魅力ある山塊で、
いずれ判明せねば・・ ・。
(2881−01はまだ校正中で発売されてない)スミ版のない校正刷では地名判読出来なかったけど・・・・・、
やっと校正刷が出来上がったので同定は出来る。
Damodar HimalのPukhung6120mやこの山塊の最高峰 Putrun Himal 6466mは同定出来るだろう。
今日は吉永、水谷夫人の二人でNenyul, ArkaDhuk,Garphu,Tachebuなどのローマンタン東のゴンパを自動車道路をゴラで往復。
僕達は西のマンサイル峰の裾野へKimalin Khola沿いから4600m付近まで上がりキャンプに戻る。
Namgyal村の北を通り、Phuwa(3922m)へ川沿いの路。Kimalin村を右に見て木橋で先行のタケと合流。
同行するローマンタンの警察官を「僕達は決して国境方面には行きません」とタケを人質とした。彼も喜んで人質となった?。
昼食のミニラーメンを食べてLhakun Dovanの4200m付近からの急登から広い裾野を上がった。
草原状の大カールにはヤクの放牧がいたるところでなされていて、雲のかかったマンサイル峰の東側と南のKekyap Dadaの6194m
の雪山を見る。それより圧巻は北国境 Kole(Kola)La方面のだだ広さと自動車道路であった。
朝日君は僕達より上部の調査を少ししたい。 というので下ることにした。
帰りはThingarの村に寄って近道をしてテント場に帰ることにした。麦の脱穀風景があちこちに見られて籾殻が空に舞う。
Dang Mar峰への接近する。手前の雲の陰の裾野から雲に隠れた頂上から
延びる東尾根の4600m付近まで行きたい。
 
Dang Mar峰の右(北側)のピーク
 
Kore La(実際の国境は北にあって)西に自動車道路が走っている。
 
望遠で尾根を追うと尾根上の道路が走っているのが見える。
ヘヤピンカーブも・・・。USAのテロ事件の影響でチベット側は道路封鎖が
されていて、物資はトラック輸送されていない。ドンキーによる米輸送はジョムソンからされていた。
 
国境の峠(国境標識18番)への路で、峠へは数キロで到達する・・・・。

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