25th.SEP
 Chuksangの村は昼過ぎに通過する。村の中には背の低い渡り廊下のような家の一部の下を何度も通過する。この村出身でカトマンズ在住のプランさんを大津岳兄に紹介してもらった。彼は大谷映芳さんとも何度もムスタンへ出かけていて、大谷さんからも太鼓判を貰っていて随分アドバイスと知人の紹介などもしていただいた。Chuksangから再び広い河原を歩き、鉄橋の渡りきった所へ本流をゴラの腹すれすれまでの急流を徒渉する。 「ギャアー!恐いなあ!」私はカナズチなのだ!泳げないのだあああ・・・・。
 朝日君もやっと日本での勉強や学会の仕事を終えて昨日、やっと合流。 カトマンズからニューヨークのテロ事件報道の新聞を大津家から持参して くれたり、不足の隊荷に僕の忘れ物、依頼品などを持参してくれた。 カグベニの北の入り口にはACAPのチエックポストがある。
昨年度は977人の人がここからムスタンへと訪れた。ちなみにフランス人が245人でトップ。2位はアメリカ人で188人、3位はドイツ人で94人、以下 イタリー76人、イギリス人70人、日本人67人、スイス人66人・・・ の順。
カリガンダキ河へ一旦降りて、CHELEへと進んだ。
左の崖の上へ左のガラ場を急登するとCheleの村
 
2連の鉄橋がある手前の本流をゴラによる徒渉をして、この橋と崖の中ほどにある横一列に人工的に掘られた洞窟が並んでいる。
16の母なる洞窟と呼ばれてるけどここの入り口への路はどこにある?
 
徒渉を終えて、Cheleへの登り口で振返ると吉永はん達一行が徒渉を終えて近づく。
背後には砂塵が舞い上がり、カリガンダキの南風が襲つてきた。
この風に負けず吉永はんと水谷はChuksangへと戻り、ゴンパ参りをしてきた。ごくろうさん!!
 
Cheleに着いてキャンプサイドから急な坂をあがるとラプチェがあって、Nilgiri North
7061m、雲の中に6835m、6602mから6698mへと東へと延びる稜線。
 
南東のMuktinath Himalの方向には、Thoron Laを挟んで南北に・・・・。
アンナ連山 や ニルギリ連山やティリツオなど目を奪われてしまう、この不遇の山が?
Khatun Kang 6464mの北壁が見える
 
トロンパスの北にはあるYakawa Kang 6482mの東壁は下部に岩壁帯があり、
ムクチナートや第二次順応に出かけたGya La 4077mからもよく観たこの山が見えた。
 
カグベニからのカリガンダキ河の上流。穏やかに見えるが帰りは
アゲンストの強風が吹き抜けてChuksangからの徒渉連続にはまいった。

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