9月19日

 ムクチナートから北へ、Gyola La(4135m)へ上がりました。新地図では4077mであるが、
高度計では3900mしか表さなかった。その峠を北西にトラバース気味に進んで、Tanbeの村の東に流れる
Ghidiya Khola上流への南(左岸)の尾根にあるコル((高度計)4150mの手前の尾根の鼻(3980m)
に第二次順応のべースを設けで休養日の19日です。
 朝から好天気でモンスーン明けの気配がして、ダウラギリI峰の南から発生する黒い雲はなくDVD映画をシエルパ達を交えて観ました。
水谷達は下の川へ降りて洗濯。明日から私は平行に歩いてChhusanを越えて、Chhusan村のNasin Khola上流
のコルCha Cho La辺りまで。水谷達は東へ登り、昨日TAKEが登った5234mのピークの南側コルまで出かける予定。
 明後日、21日に予定通りの順応活動を終えて、Kagbeni村へ降りて休養を取ります。
このテント場からTukuche Peakが前衛になって、背後にDhaulagiri I峰が大きく聳えています。
西にLungpa Kholaの谷が正面に見え、Sangda村の対岸からTojela Banjyangが指摘出来ます。
’99年の夏にはSangdaの北の山々は雪が被っていましたが、今は見る影もなく真っ黒な姿を見せています。
このキャンプ地から150mも上がってコル(4150m)に立つとムスタンの西側の 山々が見渡せて、真北から東へ国境周辺にが
見渡すことが出来ます。それにカリガンダキ河の右岸の侵食した砂壁が延々とつながっています。
 今、このキャンプにはシエルパ達、キッチンスタッフ、ゴラドライバーと私達だけで、ポーターは 昨日、一旦Kagbeni村へ
不要なものを、逆ボッカさせました。

第二次順応のテント場は4000mを少し切る高度で、ここから東側を見る。
右の丸いお山の奥に私達は到達して、真中のピーク5234mにTakeは5時間で登ったので、タケ・ピークとした。

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