11th.SEP

 5時半にモーニンゲティを呑み、朝食後強風が吹く中、タイフーン、水谷、井上、タケ&ケイコ、アンプルバ、 夫人のパサン・デキィ、ツルジムとでMesokantula Banjyang 5121mに向かう。深夜のテント場の雨は5000m を越えると降雪で小さな石に付いた雪は氷化してジョギングシューズでは歩きづらい。岩稜上コル GPS5190m N28 43 212 E83 49 447
(GPSの値が少し高過ぎる)から岩峰西側をトラバースする所は完全にクラストしていて前進を阻まれる。峠到達出来ないけど、
今回は順応ということで前進を諦める。同時刻にテント場を出た吉永、水谷 Ms.はどんどん下り、ジョムソンへ3時過ぎに到着。
私たちもテント場を9時過ぎに出て彼らの到着少し後に到着。
全員、ここジョムソンで3日間の休養を空港前のスノーランド・ホテルですることにした。以降の予定は少し変更して
15日にここを出てムクチナートへ向かい。そこで再度、順応活動をする。
吉永の4000mラインの順応を徹底するため、Jharkot 3630m、3664mのムクチナートでやり直しをして、
北のGyala Banjyang4077mからChhusan 4100mで再度滞在。南東の路をGhala Dadaの
6290mの東のコル、5056mで試みてみる。出来れば、もう少し北へ・・・・・・。
Damodar Kundoへの路も進みたい気もするが・・・・・。
 順応活動予定の前半と後半の日数が逆になったが、こちらの方が面白そうな山旅になるに違いない。
吉永はんの高度順応がうまく行くことを願う。
 
 ホテルTVはBBCニュースでニューヨークのワールドトレンドビルとペンタゴンの破壊とハイジャック事件の報道が続いている。
不穏な事件発生が世界中を騒がせているけれど、ここの人達や私達のスタッフには世界が違うのかCNNの英語報道の意味が
解らないのだろう興味、関心を示さない。夕食後もこの話題とYVにくぎ付けになる。私達のスタッフやホテル関係者も集まり英語
放送を見つづけた。今夜はこのことで終始しているけれど、TVのない、ほとんどのこの地の人達にこの事件が伝わるのはいつに
なるのだろう。


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