LIMI's Growth Diary (18.August.2003 No.25)
 

8月18日

バラサーブ・タイフーンは突然お盆休みの8月14日、TGでカトマンズより戻ってきた。前日に戻ったTAKEは僕のお散歩を命じられたのか4時間半の遅れも、もろともせず「笑顔のご帰還であった」「ハハハァ!今戻りやした」と異常とも言える、いつもの明るさでメンサーブに挨拶する前に、ボクを連れて「お散歩」をしてくれた。正しい岳人はこうでなくてはアカン!「よんろしい!TAKE」やはり西ネパールのナラカンカール登山でズーッと一緒やった仲間というのは素晴らしい。さすがボクと繋がって歩いた仲間。「ところでバラサーブはいつ帰って来るねんなあ、TAKE」「アホ!いつになるか解らんからバラサーブなのだ」「・・ン?」「ひょつとしたら明日かも知れんなあ」「酔って、オクダの背中から落ちとった」「ガーンと頭をレンガに打ってた」ともいいこの報告は内緒とも言って「ムフフフ・・・」と含み笑いをもしてた。「入院してるかも・・・」と言い「ムフフx20倍」の笑顔を見せ、決して「死んだとは言えんなあ」と不気味な顔で、更に「ムフフx200倍」となっていった。「オレちゃうでえーオクダが落としたんやでえ」とも念を入れた。ホンマかいな!

空港で証明写真の体重を計ったバラサーブは翌朝お帰りになった。「ワーィ、おっさん帰って来た」とワンワン吠えてやったけど、バラサーブのおっさん機嫌が悪いらしくて現れなかった。やはりTAKEの言った通り「後頭部強打が原因か?」と心配したが、やがて「LIMIちゃん」と言いつつ、いつものご陽気さでバラサーブは体重が増えたと言いつつ「リミ、元気やったか」と言った。「オクダに落とされたらしいなあ、オレ心配してたんやでえ」とワンワン。ベロベロなめてやった。夏バテ寸前状態のボクの姿を見て「いっしょやねえ」「ゴクローサン」と訳の解らぬ言葉を吐いた。それにしてもバラサーブは死んでなかって良かったとボクは思った。「オクダとTAKEは注意せんと怖いでえー」「また完全犯罪を狙って落としよるから・・・・」

ボクがお庭の隅で寝ている間にヒキヨーにも、ご一家で近くの「大いちょう」へ「チャンコ」を食しに出かけて行ったらしい。ご機嫌になって帰宅したバラサーブは「お散歩は雨故に短路を行く」とも言った。お散歩路でメンサーブとの会話「オクダはカトマンズでネパール語学校へ行ってる」とボクを驚かす。「何でやねん。何でオクダがカトマンズで・・・遊んどおるねん」「1年間向うにいるらしい」とも言った。
「何でやねん。ボクのお散歩仲間を勝手に・・・」
「OKUDAの成長記録にしたったら、ええやん。この報告は!」とメンサーブは正論を言った。
色々会話があった後「LIMIちゃんの洗髪を・・・、3種混合注射、狂犬病、フェラリアの薬も・・・・・」と一気にメンサーブは得意の連続発言をしたのであります。何でボクだけそんな不幸なメに会わなアカンねん。バラサーブもひとつぐらいしてもらい。
「バローめ!オクダ!覚悟しとけよ」「今度、絶対鼻噛んだるサカイになあ」
「TAKE、おっさんヤに元気やんけ」「後頭部強打やなんて、ええ加減なこと言うて」
 
 
出発前は56キロだったので、ポカラへ戻って空港で計ったらマイナス300gだったバラサーブは、今回はネパール食を大変美味しく頂きましたので僅かマイナス300gであった。お山の中ではランチはパンケーキ2枚、ミルクティを・・・。禁酒は大成功の一例であります。
 
 
少し痩せた?違うんです。ボクはすっかり夏毛に生える変わったものですから、少しスマートになったのです。ぐみの木動物病院へ注射を打ちに行ったら体重は27.65キロでした。
 
 
先頭にメンサーブが歩き、後を振返るとツー君、ミサッチ、その後にピースサインするまどちゃん、けいちゃんが続く。
 
 
カトマンズのコスモでの野外パーティ時、TAKEがつい感動してしまったオクダの勇姿。
 
 
約3ケ月も洗髪せんと遊びに(学術隊)とかなので、正しくは「お勉強に」行ったので。ボクはバラサーブの70日「お風呂なし」記録よりひどい状態が続き、「プンプン」臭うとかで「すぐ洗ってもらいなさい」となってこんな状態となりました。真夏の水浴びとなりましたが、今年は「涼しい夏が続いたおかげで・・・・シャンプーも少なかったのになあ」「目に入れたら直ちに噛んでやっからな!おっさん」