LIMI's Growth Diary (20.May.2003 No.23)

5月20日

絶好調で強い阪神タイガースに至極ご満悦のバラサーブは、チョーシ良く僕と遊んでくれる。「後飛び」「跳び付き」など僕のオヤジや兄弟がリミの谷での主な仕事である羊を追う時に行動する護羊犬動作をさせるのだ。おっさんはわざわざ僕の目の前に来てド・ド・ドーンと迫って来る。仕方ないから、あとづさりして後跳びする。数度後跳びをして逃げすると、おっさん「どんなもんじゃ!」と振り向きざまに逆襲して「飛びついてやる」。

で、おっさんは慌てて逃げる。更に攻撃を加えて後から「ガブリ!」と噛んでやる。
これって中高年、イヤ老人がする遊びではないと思うけどアホ程真剣にやるから不思議だ。
近所の駄犬達には多分何してるのか解らんだろうなあ!。これ読んでる人の殆ども意味不明だろうなあーと思う。

そうなんだ、僕は本能的に自分より大きな動物には攻撃的になるけど、小さい動物には全く興味が湧かない。ボクの身内は何代も西チベットや極西北フムラのリミ谷から出たことがないし、まして外国なんかに出稼ぎ?に来ているのは僕一匹だろうと思う。

17日の土曜日、老夫婦二人は僕に内緒で「みどり電化」、「コーナン」とスーパー「オークワ」方面へ車を走らせたのをチラッと見えた。すぐ帰ってきて、両手には何やらビニール袋と20リッター・ポリタン2ケを持って帰って来た。僕の好物の乾燥肉もチャーンと買って来たからヨンローシィ!と「誉めワン」を一発。

お二人は昼食を摂り出したので「ワン!」と一回鳴いただけでバラサーブは「入れたれ!」とメンサーブに言った。二人はビールを呑みつつボクを見ながら「ホントに言うことキカン奴やね」と言うので「それ誰のことやねん」「アンタらの事とチャウん」に睨み返すと、メンサーブは「ちくわ」と「鶏肉」をくれたので「えらい昼からゴチソー食ってるやん!」「LIMI何かモンクあるん?」「ガブリ!」とバラサーブにいつもの挨拶をしてやったら「何しとんや」「お前ともしばしの別れやなあ」と妙なことをいい、メンサーブも「LIMIちゃんも連れてってもらいやぁ」と言った。

「フン!ナニ・・・・???どこへ・・??」だいぶ前にもそんな会話があったなあ。
昼食が終わり、バラサーブはプラパールにダンボール箱やゴチャゴチャしたものとTシャツなどを無造作に突っ込んで、パッキングをやりだした
「フム?何しとおる?」「おっさん、これはどこかへ行きよるねんなあ」
そう言えばメンサーブはこの間「パパ!8月末まで私ひとりやん」「LIMIちゃん知らんで?」
「どこかへ逃げても追っかけへんでえ」と不気味な会話が交わされてたなあ???
「ま・まさか・・・・・・ネパールちゃうやろな???」
「そうやったら、ドツくでえ。イヤ噛むでえー。ボロボロに噛んだるでえー」
などの紆余屈曲があり、バラサーブはこの22日から8月末まで行方不明となる模様。
で、僕の成長はSTOP!せい、我輩も青春のままで成長しとらんからと言いました。
よう解らん話でスンマせん。
 

バラサーブ大好物の「剣菱」をしっかり護るんやどォー!と番犬仕事中のボク。
♪♪阪神勝って!酒が呑めるぞおー♪♪と毎夜酒量の大幅UP、酒屋さんへの支払UP
 

まあ、いつもこう言う感じで、つい、いつも噛んじゃうの!痛くないのかあ?
老人ボケちゃうん?
 

ネパールカーペットの絵はDaphe Sail 6103mとPachung Ham 6529mが画かれていて
鎮座しているのが大和火鉢で、バラサーブはここで干し物焼いて熱燗をチビチビやってる。
 

ツラギ画泊は今月末に夫妻で何とか会議で訪ネするらしい。
「キミ、ああのこうの・・・」とローシは多多助言過多となる。
「さいですか」「へいへい解りやした」・・・・と会話にならんのですなあ。
「ところでバティカ・ホテルはどこにあるねん」と急にタイフーンにふって来るので
「パシパティの近くで・・・」と答える。「そうか」でおしまい。会話は続かんなあー。