台湾、玉山楠梓仙渓右股遡渓(初遡行)1983年春

大西、水谷、森実、金沢、田口、西平の6名に中華民国山岳協会の荘再伝、梁明本君達と4月29日阿里山から塔々加鞍部、30日林務局楠梓仙渓事務局から河原F2の高巻きBP地、翌日F7の大きな滝の右岸を高巻き、右股に入る。
すぐF10、続いてF11は直登のためボルト3本、ハーケン2本を使用して左へ屈曲した所でBP。
5月2日 F14まで高度差300m溯り。野竹のブッシュ帯をやぶ漕ぎ。
F17の大きな滝。雨がひどくなり右岸の凹角を直登でユマーリング。
支尾根のブッシュ帯の中で豪雨のBP。3日稜線に出て玉山頂上小屋。
4日北峰への残雪を降り、八通関へ下り観高という凍有蘭渓最奥の営林署、6時間のチャータートラック荷台の旅で水里の町、タクシーで台中、台北と乗り継いだ。


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