Saje Khola CAMPから荷上するヤクは、とても力強い。
普通はゾツキョで60Kgぐらいしか荷を担がせないけど、LIMIのTacheのヤク使いのおじさんは、BCへの路でも
BCからTil村へのヤクでのトランスポートでも、ごらんの ように、ものすごい重量
を担がせていた。それにヤクの 図体もでかくて、1頭に(赤い袋はカトマンズでこさえた
ダツフルバツクで1ケ700Rsほど)4袋の個人装備で (1袋は平均35Kgx4=140Kg、背の白い袋はウレタン
マットで4枚x5Kg=20Kg、合計160Kgも担ぐ、もの凄さで、 僕の今までの経験でも、こんなに担がせたヤクを見たのは
始めてで、もっと面白いのは、このおじさんは、道中は もちろん、 キャンプに着くと必ず「バラサーブ、これどう…!」と品物を見せる。シエルパ連中にもミルクやツアンパ
やチーズやヨーグルトをどこで仕入れたのか、上納品と して寄贈していた、なかなかの商売人で、先ず賄賂
をシエルパに渡して、我々へ物を売り付ける。
何か、もう大阪商人まるだしでんなあ。
「そちも中々の悪じゃのーう」
「バラサーブも中々の悪でございますなあ」
我々にお土産の木椀、水晶、宝石装飾品などを懐から 出して、「高いなあー」と値踏みをするとアホなOBAHANs
(セクハラで訴えられるかも・・・、良くない言葉ですなあ) らに売りつける。OBAHANsらの値踏みして買わない。
で、50%の値引きをすると・…。 そう!水戸黄門TV映画の悪代官と悪お傍商人との会話となる。
|
|