9th,Jun
3日間の豪雨はChhungsa(Chumsa) Kholaを濁流化とし、 この谷の土砂と倒木を一気に、Humla Karnaliへ流し込んだ。
休養になった。と言ったもののテントの底に流れが出来て、 快適休養から不愉快、過労気味となり、メンバーからは・…。
「もう、かれこれ70時間も降り続けるやん、吉永さん」 「どうする吉永はん!」となり・・…。
「どうしてくれる!吉永はん」に口調が変化してくる。 「オオニシ!少し上へ移動!移動!」と総隊長は叫びました。
で、ほんの少し動く。それも約1時間上流へ移動する。と森林帯の中に 広々とした草地と少し上にKermiの人達のカルカがあった。 子供達とおばさんと若者が現れて、アンプルバはここでKermiの ドンキーと馬使いの全てに解雇通知を出した。
「バラサーブ、ここから上はこの辺りの連中を使いましょう」 「ここでTakcheへの道判明、馬も確保出来るし、
何かと便利なんで」 「好きにしなさい」「それより、上部の谷の様子を調べてきなさい」 とも付け加えた。
「イエッサー。オーケーサー」といつもの正しい返答。
ここの広場をタケはLenshingというらしい。と言った。
背後に5600m級 の岩峰と岩壁帯が雲の切れ間と樹林帯の背後に望まれた。
針葉樹の木の倒木で大焚火をこさえて、ずぶ濡れのテントマツトを乾かす。
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